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IGAS 2018レポート(1) RMGT 10による多品種・小ロットパッケージ印刷の自動化

7月26日(木)、いよいよIGAS 2018が開幕しました。RMGTは東館6ホール、ブースNo.6-1でお客様をお迎えしています。午前11時の開幕直後から多くのお客様が当社ブースにお越しになられました。ありがとうございます。


RMGTのフラッグシップ機 B1サイズ6色機RMGT 1050V1LX-6+CC+LED-UV+2LDの印刷デモンストレーションをレポートします。


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多くのお客様でにぎわうRMGTブース


RMGTが2008年に世界で初めて発売したLED-UV印刷システム。インキの乾燥待ちやパウダーに起因する印刷トラブルから解放され、生産性が飛躍的に向上する「乾燥革命」が商業印刷分野で起きました。今回のIGAS 2018では、パッケージ印刷分野において乾燥革命を告げる実演を披露しました。

1ジョブ目はLED-UVによるエンボス調印刷。プロセス4色+特色+OPニス+コーターニスの印刷順で、0.45mmの厚紙にニスがきれいに弾いた、エンボス調絵柄を印刷しました。印刷準備同時並行処理、昇降式コーティングユニットによるクイックジョブチェンジの後、2ジョブ目ではプロセス4色+特色+OPニスの構成で、当機械最高速の16,200sphで0.34mm厚の用紙を高速印刷。異なる種類のLED-UVニス即乾印刷をご提案しました。


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右側が1ジョブ目のエンボス調印刷の絵柄、左側が2ジョブ目の16,200sphで印刷した0.34mm厚の絵柄


「自動搬送ロボットによる給紙」という未来の印刷工場をご提案。紙積み台に高く積まれた用紙を、最大積載1,000kgの自動搬送ロボットが持ち上げます。テーブル下降、90度旋回など複雑な動作を繰り返して、見事にRMGT 10給紙部に用紙セット完了。
高い運転精度で、人が触ることなく印刷スタート。「人が介さず、ロボットからロボットへ」の時代を予感させるデモです。その動きを動画でご確認ください。


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大型ディスプレイに映る自動搬送ロボットを見つめるお客様



「人が介さず、ロボットからロボットへ」


1万枚に1枚でも不良が混入することが許されないパッケージ印刷の品質管理。人手に頼らず、PQS-D(I)品質検査機能によって、印刷機の上に設置されたCCDカメラが本刷り中の1枚1枚の品質検査を行います。不良紙を2つ目のデリバリーに自動的に排紙する2連デリバリー機能によって、刷り本からの不良紙の抜き取り作業からも解放されます。


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2連デリバリーに排紙された不良紙を取り出す

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