シタラフェア2016に出展しました。

5月13日～14日の2日間、群馬県高崎市のビエント高崎ビッグキューブ（旧・高崎問屋街センター展示会館）で開催された、「シタラフェア2016」に出展しました。 シタラフェアは、印刷機器関連メーカーをはじめ、団体・印刷会社など約140社が参加する毎年恒例の関東では最大級のイベントです。

当社は、今展示会で唯一のオフセット印刷機メーカーとして、Ａ全判オフセット印刷機 940ST-4+LED-UVとA3縦通しLED-UV封筒印刷システム 3304HA+LED-UVの2機種を出品し、A全機によるコストメリットとLED-UV印刷システムによる即乾印刷のメリットを紹介しながら実演を行い来場者の注目を集めました。

出展機とデモンストレーション
■Ａ全判オフセット印刷機 940ST-4+LED-UV

実演は２種類の絵柄を印刷しました。 1台目はマット紙によるA全ポスターの印刷、2台目はA5サイズ和食レシピカードの8面付け絵柄を打ち返し（どんてん）にて両面印刷を行い、素早いジョブチェンジとLED-UVによる即乾印刷をご覧いただきました。

IGAS2015で発表した大画面モニターのプレスインフォメーションディスプレイを搭載したオペレーションスタンドもお客様の注目を浴びました。

使用版は、2日間ともにUV印刷機に対応した完全無処理版を使用しました。(無処理版とは、CTPで現像や水洗、ガム引き、乾燥などの一切の処理工程を必要とせず、そのまま印刷機にセットできる環境に配慮した刷版です。) 初日は富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社製のCTP版（参考出品）、2日目は、コダック合同会社製のCTP版「Sonora XJ」を使用し、LED-UVと無処理版の組み合わせによる環境負荷低減の印刷をご紹介しました。

印刷直後の紙面を触り即乾印刷を体感していただきました。

インキは、設楽印刷機材ブランドの 『UV-SS CURE LED 』 を使用しました。

■A3縦通しLED-UV封筒印刷システム 3304HA+LED-UV

給紙部には封筒フィーダー、排紙部にはバケット装置を装備して角2封筒の即乾印刷実演を行いました。 印刷サンプルとして、フィルム封筒も配布しました。 封筒のデザインは、日本特急印刷株式会社様（群馬県前橋市）にご協力いただきました。 ありがとうございました。

角2封筒 即乾印刷実演中

印刷したサンプルはすぐにサンプル台に展示してお客様にお持ち帰りいただきました。

■他社出展メーカーとのコラボレーション

コニカミノルタジャパン株式会社が出品したインクジェットスポットＵＶニスコーター「JETvarnish3DS+iFOILS」では、940ST-4+LED-UVで印刷したポスターにスポットニス加工と箔処理を行いました。 LED-UV印刷はノンパウダー印刷なので後加工にも最適です。