国内展示会
2017新春ショーレポート
2017年2月14日(火)~15日(水)の両日、リョービMHIグラフィックテクノロジー㈱ 東日本支社にて展示会「2017新春ショー」を開催しました。
LED-UV印刷システムを搭載した最新鋭の印刷機を中心に、B1サイズからA3縦通しまで幅広いラインアップによる印刷実演を行いました。
また、周辺機器・関連資材メーカーの展示コーナーや、印刷会社様が制作された印刷物を紹介する印刷サンプル展示コーナーを設置し、
お客様に役立つ最新情報の発信と最適なビジネスモデルを提案しました。
会期中は158社・272名の方が来場され、活況を呈しました。
出展機とデモンストレーション
菊全判オフセット印刷機 RMGT10 1050ST-4


菊全紙によるポスター印刷実演
三菱製紙製 完全無処理アルミプレート「TGP-ε(イプシロン)」と東洋インキ製パウダーレスインキ「TOYO KING NEX PL」を使用して
印刷工場内の環境改善の提案を行いました。
また印刷実演後はオペレーターの作業負担を軽減するメンテナンスモードにおける「ローラーニップ自動確認機能」を実演し、
ボタン1つの操作でニップ幅を印刷した用紙が自動的に排紙される機能を紹介しました。
A全判オフセット印刷機 RMGT9 940ST-4+LED-UV


A4サイズ8面付けのチラシ・頁物の即乾印刷
富士フイルム製 完全無処理サーマルCTPプレート「SUPERIA ZD」とDIC製LED-UV対応インキ「ダイキュア HR Lシリーズ」
による即乾印刷を紹介しました。
さらに、最終印刷ユニット後に設置した印刷品質管理システム「PQS-D」により
印刷物のOKシートの登録による全紙の欠陥検査と自動濃度制御の実演ならびに見当用パッチによる4色の自動見当調整機能の紹介をしました。
菊四截寸延びオフセット印刷機 RMGT5 520GE-2

コダック製 完全無処理版「Sonora XJプロセスフリー プレート」による減感インキを使用した感圧紙の印刷とメモ帳の2色印刷実演を行いました。
A3判自動両面オフセット印刷機 RMGT 340PCX-2


岩崎通信機製のピンクマスター(紙版)による頁物のワンパス両面印刷実演を行いました。
インキは小型印刷機向け環境対応型「エコパウチインキ」を使用しました。
印刷機稼動管理システム Print Job Manager

ショールームの印刷機と「Print Job Manager」を搭載したPCをネットワーク接続し、リアルタイムに印刷機の稼働状況の表示や実績管理、日報の自動作成機能等を紹介しました。
セミナー
外部講師をお招きし、2日間で6回実施しました。

【セミナータイトルと講師】
<印刷会社における利益を生む CSR活動>講師:池田印刷株式会社 代表取締役社長 池田 幸寛 氏
(前 全日本印刷工業組合連合会 CSR推進専門委員会委員長)
<印刷ものづくりを変える IoTの可能性>
講師:ニュープリンティング株式会社 営業企画部 次長 田中 良平 氏
<FUJIFILM SUPERIA 明日の利益を生み出す UV印刷や無処理化による究極の環境印刷>
講師:富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ株式会社
技術一部 海老塚 健史 氏
<進化する高感度UVインキ「ダイキュアHRシリーズ」>
講師:DICグラフィックス株式会社
インキ機材サポートグループ 研究主任 渡辺 達郎 氏
印刷サンプル展示コーナー
毎年恒例となりました印刷サンプル展示コーナー
印刷会社様のご協力をいただき、お客様先で印刷された、印刷技法や資材を工夫したユニークな印刷サンプルを数多く展示し、来場者の注目を集めました。


ご来場いただき、ありがとうございました。