株式会社ゴードー様でRMGT 1020V1LX-6 実機内覧会を開催しました

10月26日（水）株式会社ゴードー様にて、RMGT 1020V1LX-6+CC+LED-UVの実機内覧会を開催しました。

株式会社ゴードー様（埼玉県川越市）は菓子ギフトを中心に、通販・テイクアウト、家電向けなどあらゆる用途のパッケージを設計・デザインから納品まで自社一貫製造を行っておられる印刷紙器製造メーカーです。
老朽化した既設機の生産力の補強、コロナ禍によって減少した菓子ギフト向けパッケージに代わる新事業を検討される中、G段へのダイレクト印刷の取り組みを決断され、その生産機として、昨年12月に薄厚兼用印刷機「RMGT 1020V1LX-6+CC+LD（LED-UV）」をご導入いただきました。

内覧会の冒頭、同社の橘社長からRMGT 1020のご導入にあたって評価いただいたポイントについて次のように述べられました。
「G段ダイレクト印刷に取り組んでおられる印刷会社への納入実績や、それに伴う豊富な知見があったことが決め手となった。またLED-UV乾燥装置についてもかねてより作業環境の改善、省エネ効果の観点より導入の検討をしていたが、ハイパワーLED搭載のRMGT機を導入されている印刷会社においても問題なく稼働されていること、RMGTで行ったテスト結果が良好であったことからパッケージ印刷における乾燥の懸念も払拭できたので導入を決断した。」

実機デモンストレーション

G段とコートボールの疑似エンボス絵柄をそれぞれ、200枚の本刷り印刷を行いました。インキは株式会社T&K TOKA社製のプロセスインキ、ニスはDICグラフィックス株式会社製のハジキニス、光沢ニスを使って行いました。

ファーストジョブ

紙厚1.0mmのG段に毎時9,000回転で200枚の本刷り印刷。

セカンドジョブ

ファーストジョブの後、全自動でのブランケット洗浄、版交換、テスト刷りを経て、セカンドジョブでは、紙厚0.45mmのコートボールに毎時12,000回転で200枚の本刷り印刷。

デモンストレーションを通して、薄厚兼用機であるRMGT 10LXの厚紙印刷への基本性能に加え、給紙部、見当部に施されたG段の紙そりへの対策機構の効果、LED-UV乾燥装置による即乾印刷、印刷品質管理システムとリジェクターを用いた不良紙選別などをお客様ご自身の目で確かめて頂くことができました。

多くのお客様にご来場いただき、有難うございました。