展示会情報

国内展示会

RMGT 1060LXモデル(パッケージ機)内覧会を開催しました

2023年7月20日(木)~21日(金)の2日間、RMGT本社(広島県府中市)において、RMGT 1060 LXモデル(パッケージ機)の内覧会を開催しました。

印刷準備時間の短縮、生産性の向上、PQS-D(I+C+R)による印刷品質管理、作業性の向上等を実現する様々な新技術、新機能を盛り込んだ当社最新のパッケージ機について、開発担当者による技術説明と印刷デモンストレーションによりご紹介しました。

お客様に直接実機をご確認いただいたことに加え、お客様が日頃感じておられる疑問点やお困りごとをRMGT技術者と意見交換をさせて頂くなど、お客様のご理解をいっそう深めていただくことができました。

ご参加いただきましたお客様、誠に有難うございました。


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      新開発のアニロックスローラー交換装置を用いた交換作業の実演


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          新機能を用いたパッケージ印刷の実演


<デモンストレーションの概要>

デモ(1):新開発のアニロックスローラー交換装置を用いた交換作業の実演
T&K TOKA社のLED-UVインキとクリアーニスを使った、0.45㎜のコートボールに多面付け絵柄の印刷

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       デモ機:RMGT 1060LX-7+CC+2LD+LED-UV

従来、インラインニスでニスの盛り量を変える場合、重量が重く、高額なアニロックスローラーを2名がかりで手動で交換する必要がありました。また、その手動での交換はアニロックスローラーのセル表面に傷がつかないように慎重に行う必要があり、交換作業を素早く効率的に行うことが難しいのが現状です。
新開発のアニロックスローラー交換装置を使用することで、アニロックスローラーの交換に係わるほとんどの作業がタッチパネル操作により自動で行えるため、素早く、効率的に行うことができます。

本装置により、生産性や小ロット化ニーズに寄与する段取り時間の短縮をお客様ご自身で確かめていただきました。



デモ(2):新機能を用いた薄紙から厚紙パッケージ印刷のJOB切り替え実演

<1st Job>
0.2㎜のコート紙に多面付け絵柄をプロセス4色で印刷

<2nd Job>
0.45㎜のコートボールに多面付け絵柄をプロセス4色、特色インキ、疑似エンボスのニスコート印刷

*1st Job、2nd Jobとも、インキはT&K TOKA社のLED-UVインキとニスを使用


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     デモ機:RMGT 1060LX-6+DU+CC+2LD+LED-UV+PQS-D

薄紙と厚紙の連続印刷のデモンストレーションをとおして、以下のようなRMGT 1060LXモデルの新しい機能、特長をお客様にご確認いただきました。
また、デモンストレーションでは、自動搬送ロボットAGVのNipperによる正紙の次工程への自動搬送も行い、工程間の省力化についてもご覧頂きました。

紙厚に連動して自動で切り替えることを可能にし、紙厚の薄厚切り替え時間の大幅に短縮する前当て紙押さえプリセット機能

次の仕事に向けてのニス準備作業が印刷稼働中に並行して行える昇降式コーティングユニット

正紙と損紙を分けてそれぞれのデリバリーに排出することにより、インライン品質管理システムで欠陥が検出された損紙は自動で損紙用のデリバリーへ排出。刷了後の損紙の選別作業が不要な2連デリバリー

印刷を中断させることなく、刷了紙の排出、空パレットの搬入を可能にし、厚紙印刷の生産性を向上させるデリバリーシャッター

排紙部に多角形真空吸引車、見当部では横針の引き力を高める横針プッシュ・プル機構、厚紙給紙を確実に行う前当てひさし上下揺動機構の採用によりパッケージ印刷の実速度域の大幅な向上

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