ドアクローザに関するお問い合わせ|調整方法・故障|
Q.ドアがストップ位置で止まらなくなった。以前は止まっていた。ストップさせたい。
考えられる原因1
ストップ装置のネジが緩んでいる。または、ストップ装置の部品が磨耗している。
対処方法
ストップ装置のネジが緩んでいる可能性があります。ストップ装置のネジを締め直してください。詳しくは、商品知識「ストップ装置の種類と調整方法」をご覧ください。
ストップ装置のネジを締め直しても不具合が改善されない場合は、部品が磨耗していますので、部品の交換が必要です。お取り扱いの建築会社様、工務店様または販売店様に交換を依頼してください。
考えられる原因2
ストップ装置が作動していない。
対処方法
ドアクローザのストップ装置には、「外装式ストップ装置」と「内装式ストップ装置」の2種類があり、また元々ストップ装置の付いていない機種もあります。商品知識「ストップ装置の種類と調整方法」で、装置を判別してください。
「外装式ストップ装置」の場合:
ストップ装置のネジが緩んでいる可能性があります。ストップ装置のネジを締め直してください。詳しくは、商品知識「ストップ装置の種類と調整方法」でご確認ください。
「内装式ストップ装置」の場合:
ドアクローザを取り付けているネジが緩んでいる可能性があります。各部の取付ネジを締め直してください。取付ネジの位置は、商品知識「ドアクローザのタイプ」の「ドアクローザの基本構成」にてご確認ください。
なお、リンクの長さを調整できる機種は、リンクを調整することで多少改善されます。
<内装式ストップ装置>リンクの調整方法(リンクを調整できる機種のみ)
- 内装式ストップ装置は、ドアを約 85°開くとストップ機能が作動します。ただし、ドアを 90°開いた位置に壁や戸当たりがあったり、またドアの厚みや丁番・ドアノブの寸法によっては、ストップ装置が作動しない場合があります。
- リンクの長さを調整できる機種は、リンクを調整することで多少改善されます。 下記の手順でリンクの長さを調整してください。
- ブラケット・リンク結合ネジをはずし、リンクをブラケットから抜き取ります。
- ロックナットを1cm移動させます。リンクを時計回りに回して1cm短くします。
- リンクの長さを調整した後、ドアを閉めた状態でアームを 手前に引き、ブラケットピンにリンクを結合します。その際、ブラケット・リンク結合ネジは、バネ座金が密着 するまで締め込んでください。最後にロックナットを締め付けます。ロックナットが 緩んでいると、音の発生の原因となります。
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