リョービ株式会社 静岡工場

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リョービの主力事業の一翼を担う生産拠点

静岡工場は、リョービの主力事業であるダイカスト事業の生産拠点として、1962年9月に操業を開始しました。主に自動車向けに高品質なアルミダイカスト製品を生産し、その生産量はリョービグループの国内ダイカスト生産量の約1/3を占めています。静岡工場の特長は、鋳造・加工・塗装・部品組付・品質検査までの工程を工場内で行う一貫生産体制です。金型のメンテナンスも行っています。

静岡工場の役割

ダイカストとは、溶かした非鉄金属の合金を精密な金型に高速・高圧で注入し、瞬時に製品を成形する鋳造技術のことをいいます。寸法精度が高く、薄肉で複雑な形状の製品を大量に生産することができます。静岡工場は、リョービのダイカスト事業の東日本における主力工場です。鋳造から品質検査まで、静岡工場の主要な製造工程を紹介します。


鋳造

静岡工場では、お客様のさまざまなニーズにお応えするため、型締力*500tから3,500tまで幅広いサイズのダイカスト鋳造機を保有しています。

鋳造機を適切に操作し最適に調整して、品質の良い製品を安定的に生産することが鋳造工程の役割です。出来上がった製品の検査も行います。

*製品を鋳造する際に金型を締め付ける力

金型メンテナンス

ダイカスト製品の出来栄えの良し悪しは金型で決まります。予め決められた鋳造回数を終了した金型はメンテナンス工程に送られ、検査や部品の交換が行われます。

精密な金型を確実に整備し、鋳造工程に提供することが金型メンテナンス工程の役割です。研磨や寸法調整など、繊細な技術と技能が求められます。

加工

ダイカストは、さまざまな機能を盛り込んだ複雑な形状の製品を生産することができます。鋳造後は、別の異なる素材の部品と接合するために、接合面やネジ穴の加工が必要となります。

加工した製品を供給することにより、お客様は製品受領後すぐに次の製造工程に進むことができます。お客様のニーズに沿った製品を供給することが、加工工程の役割です。

品質検査

出来上がった製品の形状と寸法の検査はもちろんのこと、製品の内部に空洞などの欠陥がないか検査をします。静岡工場では、3次元測定機や非接触式測定機、CTなどの検査設備が充実しています。

品質検査の役割は、高品質の製品と共にお客様に安心をお届けすることです。静岡工場はお客様より技術力と品質に高い評価をいただいています。

静岡工場で働く「若手社員の一日」

静岡工場では、多くの若手社員が活躍しています。彼らの一日の仕事内容や個性あふれるキャラクターをご紹介します。

静岡工場の様子

所在地 〒421-3292
静岡県静岡市清水区蒲原5215-1
TEL/FAX TEL 054-385-3101(代表)
FAX 054-388-3199(代表)
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アクセス (1)JR「新富士駅」から車で約15分
(2)東名高速道路(上り)東名清水ICから約30分(下り)富士ICから約25分
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