ダイカストの特長

自動車の軽量化に貢献しているリョービのダイカスト。その特長と使用例をご紹介します。

ダイカストの特長

ダイカストは、高温で溶かした金属を鋳型に流し込んで成形する鋳造法のひとつです。

ダイカストは、溶かした金属を金属製の精密な鋳型(金型)に高速・高圧で充填し、瞬時に製品を成形します。原材料には、主にアルミニウム、マグネシウム、亜鉛など、非鉄金属の合金を使用します。

ダイカストの特長は、寸法精度が高く、薄肉で複雑な形状の製品を大量に生産できることです。また、鋳肌(製品の表面)が滑らかで、成形後の後加工が少ないという利点があります。

このような特長を持つダイカスト製品は、自動車、オートバイ、家電、OA機器、産業機械、建築用品などさまざまな分野の構成部品として使われています。リョービグループでは、主に自動車用の部品を生産しています。

アルミダイカストは、軽量で耐久性とリサイクル性に優れています。脱炭素社会の実現に向けて自動車の電動化の動きが加速する中、リョービは軽くて丈夫なアルミダイカスト製品をグローバルに供給し、自動車の軽量化による燃費や電費(電力消費率)の向上に寄与しています。

ダイカストの鋳造工程

ダイカストの使用例

シリンダーブロックやトランスミッションケースなどのパワートレイン部品、ショックタワーやサブフレームなどのボディ・シャシー部品、そして電動車用部品など。リョービはさまざまな部品を世界中の自動車メーカーに供給し、技術力と品質に高い評価を得ています。

リョービのダイカスト

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