直近の業績と見通し

2024年12月期 第3四半期 業績

連結業績の概要

当第3四半期連結累計期間(2024年1月1日~2024年9月30日)における当社グループを取り巻く環境は、ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の悪化、資源・エネルギー価格の高止まり、世界的な金融引き締めに伴う物価や為替の変動など、先行き不透明な状況が続いています。

このような状況の中、当社グループは積極的な販売活動を進め、原価低減や生産性の向上、業務の効率化などの諸施策を推進しました。

その結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、次のとおり前年同期に比べて増収、減益となりました。

<連結業績>(単位:百万円)

  2023/12
第3四半期累計
2024/12
第3四半期累計
増減
売上高 203,218   215,219   12,001 (5.9%)
営業利益 8,469 (4.2%) 6,055 (2.8%) -2,414 (-28.5%)
経常利益 9,945 (4.9%) 7,251 (3.4%) -2,693 (-27.1%)
親会社株主に帰属する
四半期純利益
7,100 (3.5%) 5,511 (2.6%) -1,588 (-22.4%)

( )内は売上高利益率、ただし増減欄は増減率

事業別の状況

ダイカスト事業は、前年同期に比べて増収、減益となりました。売上高は、国内はほぼ前年並みでしたが、海外は増加しました。特に、北米では自動車生産が回復した一方で、中国では主要取引先である自動メーカーの販売が減少したため、販売量は前年並みとなりましたが、在外子会社の売上高は円安の影響で円換算額が増加し、全体として増収となりました。利益については、労務費などの固定費の増加が影響して減益となりました。

住建機器事業は、前年同期に比べて増収、減益となりました。売上高は、ほぼ前年並みでしたが、利益については、生産性向上や経費削減等に努めたものの、海外生産品の調達コストの上昇などにより減益となりました。

印刷機器事業は、前年同期に比べて減収、減益となりました。売上高は、国内、海外ともに減少しました。利益については、原価低減や生産性向上等に努めたものの、原材料価格高騰の影響や減収の影響により減益となりました

<セグメント別売上高>(単位:百万円)

  2023/12
第3四半期累計
2024/12
第3四半期累計
増減
ダイカスト 178,218 (87.7%) 190,482 (88.5%) 12,264 (6.9%)
住建機器 7,820 (3.8%) 7,957 (3.7%) 137 (1.8%)
印刷機器 17,020 (8.4%) 16,605 (7.7%) -414 (-2.4%)

( )内は構成比率、ただし増減欄は増減率

<セグメント別営業利益>(単位:百万円)

  2023/12
第3四半期累計
2024/12
第3四半期累計
増減
ダイカスト 7,702 (4.3%) 6,149 (3.2%) -1,553 (-20.2%)
住建機器 148 (1.9%) -312 (-3.9%) -460 (—)
印刷機器 630 (3.7%) 236 (1.4%) -393 (-62.5%)

( )内は売上高利益率、ただし増減欄は増減率

関連資料

2024年12月期 通期 業績予想

<2024年11月7日現在>

2024年12月期の連結業績予想につきましては、当第3四半期連結累計期間における業績の進捗状況等を勘案し、通期の業績予想を修正いたしました。詳しくは、2024年11月7日付「通期業績予想の修正に関するお知らせ<PDF 352.4KB>」をご参照ください。

<連結>2024年12月期 通期 業績予想

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に
帰属する
当期純利益
1株当たり
当期純利益
百万円
前回発表予想
(2024年2月13日)
305,000 13,000 12,800 9,000 278.05
今回発表予想
(2024年11月7日)
292,000 8,500 9,500 7,000 216.26
増減 -13,000
( -4.3% )
-4,500
( -34.6% )
-3,300
( -25.8% )
-2,000
( -22.2% )

( — )

<免責事項等のご注意>

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