直近の業績と見通し

2023年12月期 第3四半期 業績

連結業績の概要

当第3四半期連結累計期間(2023年1月1日~2023年9月30日)における当社グループを取り巻く環境は、長期化するウクライナ情勢、資源・エネルギー価格の高騰、世界的な金融引き締め政策に伴う物価や為替の変動など、先行き不透明な状況が続きました。一方、国内外で自動車生産の回復が進むなど事業環境の好転もみられました。

このような状況の中、当社グループは積極的な販売活動を進め、原価低減や生産性の向上、業務の効率化などの諸施策を推進しました。

その結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、次のとおり前年同期に比べて増収、増益となりました。

<連結業績>(単位:百万円)

  2022/12
第3四半期累計
2023/12
第3四半期累計
増減
売上高 179,311   203,218   23,907 (13.3%)
営業利益 2,947 (1.6%) 8,469 (4.2%) 5,522 (187.4%)
経常利益 4,009 (2.2%) 9,945 (4.9%) 5,936 (148.1%)
親会社株主に帰属する
四半期純利益
2,221 (1.2%) 7,100 (3.5%) 4,879 (219.6%)

( )内は売上高利益率、ただし増減欄は増減率

事業別の状況

ダイカスト事業は、前年同期に比べて増収、増益となりました。売上高は、半導体の供給制約緩和に伴って自動車生産の回復が進んだことに加え、在外子会社の売上高の円換算額が円安の影響により増加したこともあり、国内、海外ともに増加しました。利益については、エネルギー価格の高騰や労務費の増加等の影響がありましたが、増収の効果などにより増益となりました。

住建機器事業は、前年同期に比べて増収、減益となりました。売上高は、国内、海外ともに増加しましたが、利益については、固定費の抑制に努めたものの、海外生産品の調達コストの上昇などにより減益となりました。

印刷機器事業は、前年同期に比べて増収、減益となりました。売上高は、国内、海外ともに増加しましたが、利益については、生産性の改善や固定費の抑制に努めたものの、原材料価格高騰の影響などにより減益となりました。

<セグメント別売上高>(単位:百万円)

  2022/12
第3四半期累計
2023/12
第3四半期累計
増減
ダイカスト 155,896 (86.9%) 178,218 (87.7%) 22,321 (14.3%)
住建機器 7,359 (4.1%) 7,820 (3.8%) 460 (6.3%)
印刷機器 15,884 (8.9%) 17,020 (8.4%) 1,135 (7.1%)

( )内は構成比率、ただし増減欄は増減率

<セグメント別営業利益>(単位:百万円)

  2022/12
第3四半期累計
2023/12
第3四半期累計
増減
ダイカスト 1,870 (1.2%) 7,702 (4.3%) 5,832 (311.8%)
住建機器 187 (2.5%) 148 (1.9%) -38 (-20.6%)
印刷機器 885 (5.6%) 630 (3.7%) -254 (-28.8%)

( )内は売上高利益率、ただし増減欄は増減率

関連資料

2023年12月期 業績予想

<2023年11月8日現在>

2023年12月期の連結業績予想につきましては、2023年7月20日(業績予想の修正発表時)の発表値に変更はありません。

参考:2023年7月20日付 「業績予想及び配当予想の修正に関するお知らせ」<PDF 143.2 KB>

<連結>2023年12月期 通期 業績予想

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に
帰属する
当期純利益
1株当たり
当期純利益
百万円
2023年12月期 通期 予想
(2023年7月20日付発表)
270,000 10,500 12,000 8,400 259.51

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