2024年4月5日ニュースリリースCSR

CDP「気候変動レポート 2023」にてBスコアを獲得

リョービ株式会社は、先日発表された国際的な非営利団体CDPの「気候変動レポート 2023」において、Bスコアを獲得いたしました。

CDPは2000年に発足した英国の非政府組織(NGO)で、企業や自治体を対象に環境への取り組みを評価し、環境情報の開示を行っています。2023年には、世界の時価総額の3分の2に相当する23,000社以上の企業を含む25,000を超える組織が、CDPの質問書を通じて環境情報を開示しています。評価は、リーダーシップレベル(A、A-)、マネジメントレベル(B、B-)、認識レベル(C、C-)、情報開示レベル(D、D-)の8段階で付与されます。

CDP気候変動レポート2023

当社が獲得したBスコアは上から3番目の評価で、「自社の環境リスクやその影響を認識し行動している」ことを示しています。当社は2023年6月にTCFD(Task Force on Climate-related Financial Disclosures:気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明し、気候関連財務情報の開示を推進しています。このたび、リョービグループ全体の取り組みと情報開示が進んだことが評価され、前回の評価B-(Bマイナス)から1ランク向上しました。

リョービグループは社会のさまざまな負荷を軽減していきたいという思いを込めて、中期的テーマ「セカイヲ軽クスルカンパニー」を掲げ、ダイカスト技術による自動車の軽量化への貢献をはじめ、カーボンニュートラルや循環型社会の実現に向けたさまざまな取り組みを行っています。これからも、TCFD提言に沿って特定した機会の実現及びリスク管理のための対応を行い、カーボンニュートラルに向けた貢献及び企業の持続的な発展を目指してまいります。


※CDPは、2000年に「カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(Carbon Disclosure Project)」という名称で発足し、2013年からは略称のCDPを正式名称としています。

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