引戸クローザの速度の調整は、制動装置にある速度調整弁を回して調整します。マイナスドライバーを使用して、調整してください。速度調整弁は、引戸クローザの種類などによって異なりますので、下記の図解でご確認のうえ調整を行ってください。
スライダーマン/鋼製建具用/アルミ枠対応仕様
閉じ際約250mmの標準制動区間で、閉じる速度の調整が可能です。レールを外さなくても、ラックの追加により制動区間を延長できます(PAT)。ドアを数回開閉させ、制動確認をしてください。
SL-1, 1K, 2, 2K, 2A, 2Bタイプ
浴室ドア対応仕様 AQタイプ
閉じ際約250mmの標準制動区間で、閉じる速度の調整が可能です。 レールを外さなくても、ラックの追加により制動区間を延長できます(PAT)。 ドアを数回開閉させ、制動確認をしてください。
SL-2AQタイプ
重量鋼製建具用 SL-2Hタイプ
閉じ際約500~750mmの区間で、閉じる速度の調整が可能です。ドアを数回開閉させ、制動確認をしてください。
SL-2H100タイプ
SL-2H150, 200タイプ
戸先側の制動装置がほぼ全区間を制御し、戸尻側の制動装置が閉じ際を制御します。そのため、閉じる速度を2段階で調整できます。
重量鋼製建具用鋼製レール仕様 SL-2HGタイプ
全区間を安定した速度に制御します。ドアを数回開閉させ、制動確認をしてください。
SL-2HG120タイプ
SL-2HG160, 200, 250タイプ
速度調整区間は2台とも全区間になります。2台とも同程度の速度に調整してください。(下図はSL-2HG250)
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